2020/08/23
研修会の報告 (歯科衛生士:井ノ口)
2020年度 歯科衛生士復職支援・新人研修
日時:2020年8月19日(水)
場所:広島大学歯学部歯科衛生士研修センター
講師:相見礼子先生
研修内容:基礎技術シミュレーションプログラム
臨床トレーニングプログラム
①プロービング
・歯周病治療の進め方、検査の種類・方法
・プローブ・分岐部プローブの把持法、操作方法、ポジショニング
・歯石探知用エキスプローラで歯根面の凹凸を手指感覚で理解する
<感想>
広島大学歯学部歯科衛生士研修センターで第一回目のプログラムを 受講させていただきました。
今回の研修では歯周治療の流れや検査資料活用の重要さ、プロービングテクニックを学びました。
先生のお話の中で歯周治療は先の長い治療のため、ゴール(目標や治療回数)を明確にし、検査結果のビフォーアフターを確認してもらうことが患者さんのモチベーション維持につながると聞いて、これからの臨床で必ず実践していけるようにしたいと思います。
プロービングテクニックはマネキンを使っての練習でした。
プローブ、エキスプローラ、スケーラーどの器具でも根面の凹凸を正確に指先で感じ取ることが大切で、そのためには指先の力を抜いて正しい姿勢で作業することが必須だと教えていただきました。
また、そうすることで歯周組織の損傷を防ぐことにつながると学びました。
私は集中するといつも指に力が入ってしまうので今回習ったことを活かしてトレーニングしていきたいと思います。
今回は受講人数が3名と少なかったため、苦手な箇所を先生にできるまでしっかり見ていただけたり、テキストでは分からなかったことがデモンストレーションを見ると理解することができたので、この研修を受講できてとてもよかったです。