2024/10/21
研修会報告
今年の春に歯科衛生士学校を卒業し、くろだ歯科クリニックに勤務させていただいている歯科衛生士の松本です。
7月から受講している、歯科衛生士技術修練プログラム前半に続き、後半のプログラムと、食習慣についての研修会を受講しました。
日時:2024年9月25日
場所:広島大学歯学部歯科衛生士教育研修センター
講師:三隅恵子先生
研修内容:シャープニング・プロービング
今回の研修内容は、シャープニングとプロービングでした。
まず始めに、プロービングを行いました。歯周ポケット付きの額模型を使って六点法でプロービングしました。
臼歯は力が入りやすくとても難しかったです。
口蓋をミラー視でプロービングしたとき感覚が分からず難しかったので、直視出来る位置に移動すると良いとアドバイスをいただきました。
プロービングをする時は、10~25gの圧(指の皮膚が少し白くなるくらい)で根面と平行にすることが大切だと思いました。
次にシャープニングをしました。
カッティングエッジの見分けにはスケーラーの数字で見分ける方法と目で見て確認する方法がありました。
内面が床と平行になっているか確認する時は、光を利用してスケーラーの内面にハッキリと光を反射するところが床と平行な位置で、ヒールからトゥへシャープニングをする時も光を反射しながら前後に動かしていくと良いことが分かりました。
シャープニングをする時は、正しい角度で、カッティングエッジが付いている方を研ぎ、最後はダウンストロークで終わることが大切だと思いました。
私はミラー視が苦手なので慣れることと、力が入りやすいのでプロービング圧を意識しながら練習しようと思いました。
日時:2024年10月3日
場所:広島大学歯学部歯科衛生士教育研修センター
講師:三隅恵子先生
研修内容:スケーリング・SRP(前歯部)
今回の研修内容は、スケーリング・SRP(前歯部)でした。
まず始めに、基本のスケーリングの挿入・操作角度や持ち方、カッティングエッジの見分け方などをスライドで復習しました。
額模型を使って練習する前に、キュレットの持ち方と、側方圧のかけ方と刃部がきちんと当たっているかを確認するため、人口歯石のついた一本の歯を使って練習しました。
5番のスケーラーを使うときは刃部の真裏に親指がくるように把持して、親指で押す感じ(親指側方圧)でスケーリングをすると良いことが分かりました。
6番のスケーラーを使うときは、中指で押す感じ(中指側方圧)でスケーリングをすると良いことが分かりました。
額模型で練習する時は一本の歯を使って練習したことを意識して挿入角度、操作角度に気を付けて練習しました。
スケーリングの練習をする中で小指がピーンとなって注意を受けることがあったので気を付けようと思いました。
日時:2024年10月14日
場所:喫茶七ッ星
講師:はり・きゅうサロンみかづき 大塚実木先生
研修内容:こんな危ない7つの食習慣ありませんか? & こどもを幸せにする魔法の7つの食習慣
はり・きゅうサロンみかづき大塚実木先生による食習慣の講義を受講させていただきました。
講義を受けて、朝食を食べるのと食べないのとでは学力や体力に大きな違いがあり低血糖につながりやすく、朝食を食べる大切さを改めて知ることができました。
私もダイエットを目的としてお米をぬいたりすることがあるけれど、エネルギーにすぐ変換することができる糖質をぬくと代謝が悪くなってしまうのでかえって悪循環になることを知りました。
正しい食習慣を送れていれば甘いものやしょっぱいものを欲することもなく、健康に過ごせることが分かりました。
講義の中で一番印象に残ったのは、食習慣を考えず安いものばかりや偏った食生活をして将来病院に通うか、食品一つでもいいものにして健康につながる食生活を心がけるのとでは、将来を考えた時のお金の使い道に違いがあることでした。
安い物には添加物がたくさん含まれており体には良くないものが多いので、今後買い物をする際は裏に記載されている原材料を気にしようと思いました。
今回の講義を受けてもっと食習慣について知りたいと思いました。
松本さんは研修会で学んだ事を顎模型を使って復習している姿をよく見ます。
子どものメンテナンスや訪問診療はすでに任せてやってもらっていますが、スケーラーを使った大人のメンテナンスもそろそろデビューしてもらおうと思います。