2024/02/28
何年か前に世界文化遺産に登録されたニュースを見て、一度は行ってみたいと思っていた軍艦島へも行ってきました。
乗船前に軍艦島について説明を受けたのですが、軍艦島とは明治から昭和の時代に海底炭鉱によって栄えた島で、1974年の閉山後は無人島になったのですが、2015年に明治日本の産業革命遺産として世界文化遺産に登録された長崎港から18キロ先に浮かぶ端島です。
この狭い島にピーク時は5000人ほどの人が住んでいたそうで、世界一の人口密度だったそうです。
島内は当時の最先端のインフラが整備されていて、この狭い島内には小中学校、病院、商店、ビリヤード場やパチンコ店や酒場などの娯楽施設もあったようで、島民の生活は豊かだったそうです。
当日は雨模様で風が強かったら上陸できないかもしれないとアナウンスされていたのですが、上陸する時間帯は小雨となり、無事に上陸
3カ所の見学広場があるのですが、そこで色々な説明を受けます。
第3見学広場の正面にあるのが、日を追うごとに崩壊が進んでいる鉄筋コンクリートでできた集合アパートだそうです
日本の近代化を土台から支えていた島の歴史を肌で感じる事が出来た、貴重な体験でした。
長崎には以前子供たちと家族旅行で稲佐山の夜景や雲仙温泉には行った事があるのですが、今回は軍艦島をはじめ、長崎護国神社や長崎平和公園・原爆資料館、浦上天主堂、世界遺産の大浦天主堂やグラバー園など大人の観光地を巡る旅をしてきました。